わふわふさんのベイツ大学留学ブログ

アメリカ ベイツ大学(Bates College)留学の日々(2018年8月~2019年5月) 平澤奨学金受験生と合格生向けの記事を書きます

一週間ベジタリアンをした感想と連想 ベイツ大学×平沢和重奨学金

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ベジタリアン体験をしてみようと思ったきっかけは2つ

ベジタリアン・ビーガンと接する機会が多々あったから

・TED Talk

https://www.ted.com/talks/graham_hill_weekday_vegetarian

 

 

そしてベイツの食堂はベジタリアン・ビーガン向けの食事を提供しているのでチャレンジのハードルが低かった

 

ベジタリアン・ビーガンの友人になぜ肉を食べないのか聞いたところ主に2派

習慣系

・宗教上の理由 →イスラムヒンドゥー

・家族がそうでそう育ったから →ビーガンはビーガンを生む・ヒッピーも

現実系

・肉は体に悪い →寿命縮めるらしい

・肉は環境に悪い →環境負荷(カロリー効率・水消費・げっぷおなら)

 

やってみた感想

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なんとかなるけど、もうやりたくない

 

よかったこと

・野菜たくさん食べて健康になった気がする

胃もたれる時間が少なく、生産性向上

 

びみょうなこと

・タンパク質とるために卵・乳製品・豆しか食えない

・体重が減った

 

いやだったこと

・すべてが味気ない

・美味しくするための手間がかかる

 

ベイツの食堂は食のマイノリティにも配慮されている

サラダバー

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ビーガンゾーン

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グルテンフリーゾーン

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でもこうやって提供できる機会を提供する・経済合理性(予算の範囲)だけで決めることにはデメリットもあって

食料廃棄の量がすごい。いつもビーガンゾーンの料理は残ってる

ビーガンの食事を選ぶ自由を担保するためにたくさんの食事が捨てられている

グルテンフリー主義の人のために2つあったオーブンの1つがグルテンフリー専用になって不便になった(オーブンを共有することも主義に反するらしい)

→多様性尊重カルチャーを感じた1場面。1人のわがままで多数派が損をすることがあってもたまにやる。新入生キャンプに行ったときも1人がビーガン・1人がグルテンフリーを要求してただでさえ限りある食材キャパが三分された。手間もかかったし、ロスもあった。日本では顰蹙を買うし、言い出せないことなので考えられないことだなと。良い悪いではなく

→このネタに関連してアメリカ人の食料廃棄に対する抵抗低くねって思った。でも調べたら日本も食料廃棄たくさんしてた。個人のレベルで「もったいない」の意識は日本人のほうが高いのではと主観的に思っているが、企業経営や経済合理性から食料を廃棄するという意思決定は等しく行われるイメージ

 

 

他の気付き

飯の選択肢が超健康か超不健康しかなくない?って思った

今まで食べていた基本メニューは

ピザ・ハンバーガー・パスタ・加工食品ず

ベジタリアンメニュー

サラダ・卵・ヨーグルト・フルーツ

両極端じゃない?自分の食生活が変なだけか&日本食ベースで判断し過ぎか

中庸の食べ物が食べたいのだ。かき揚げうどんわかめトッピングみたいな

 

どうでもいいこと

アメリカの食、自分にはきつかった

アメリカ大学食堂ランキングトップ7のベイツ大食堂でもそう思ったんだから、きっとどこに行ってもそう感じるんだと思う

なにがしんどいかというと味の種類の少なさ・浅さ

ビュッフェ形式で、日替わり料理だし、50種類くらいの料理が提供されているのだが

 

味が変わらないのだ

 

料理というよりは、和え物に近い

 

自分にとって料理とは食材の味と調味料の味を組み合わせて、それに調理の工程を加えることで掛け算の魅力を楽しむものだと思っている

だがベイツの飯は①素材の味(無調理・茹で・焼き)②肉汁の味(肉類とあえて)③加工食品の味 の3パターンしかなく、イメージは足し算で、味のバリエーションと深みがないのだ

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ああ、また変なバイアスを持ってしまった

吉野家の牛丼が食べたい

ベイツ留学における食事の9割はこの食堂でとることになるので息抜きを考えよう!

 

 

 

 

ベジタリアンといえば


If Meat Eaters Acted Like Vegans - Ultra Spiritual Life episode 35

自分があった人たちは自分の思想を押し付けてくる人いなかったし、質問したら快く答えてくれる人たちばかりで楽だった

ベジタリアンの人たちの主張って、世間の価値観に合う部分が多いと思う。肉食は健康に良くない・環境に良くない・人道に反するっていうことを客観的な証拠を挙げて主張してる。自分は人間何でもあり派なのでベジタリアンの主張に矛盾することはないのだが、世間の人たちは自分たちの価値観との矛盾にどう折り合いをつけているのだろうか

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相田みつをさんの詩集を洗濯機で洗濯したことを思い出した

 

ベジタリアンの人と話しながら連想して笑ろてまう話


【HD】 【松本人志の許せない話】小藪の爆笑話し お前何食べるん?

 

きっと「このインド生まれインターナショナルスクール育ちお嬢様将来は社会的影響力を持ったキャリアウーマンになりそうな未来のシェリサンドバーグベジタリアン」も小藪とおんなじくだりを経験したのかなとか思ってひとりうける。すべらない話丸パクリできるやん。「フィレオフィッシュは食べんの?」「食べるやん!一番アホな質問!」

 

いきってんな 

あといろんな文脈でおもうけど、自分って貴族(受け継ぐ人・持ってる人)に対してなんでやねん・イキってんちゃうぞって思うフシがあって育ちの特殊性を感じる。関西人基質というか成り上がりプロセスというか

 

その劣等感とか高貴なものに対するアレルギーって相対的なもののはずなのがまた不思議。比べる相手を変えれば自分は恵まれてるとも恵まれてないとも言える。アフリカの子供・幼稚園まで育ったエリア・小学校の同期・日本の平均と比べたら恵まれている方どとおもうが、体育会ヨット部・ベイツ大学の学生(特にインターナショナル)・就活で知り合った人たち(外銀外コン志望)と比べると自分って恵まれてないなって思う。 貴族が強いのか成り上がりが強いのか。

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 ノブリース

東大の祝辞で話題になったノブレスオブリージュとこの仕組みってつながってると思ってて、頑張れば頑張るほど20代前半時点でのノブレスオブリージュモチベが下がるというか。というのは①自分にとっての世間・普通は身近で意識できる10人くらいの平均で形成されていて②大学卒業までの成功に占める与えられたものの割合が高く努力の割合が低いことがノブモチダウン。比べる相手はレベルアップするごとに更新されていくし、レベルアップすればするほど与えられた人に囲まれる率高い(恵まれてるだけ・恵まれたうえで努力)→これが当たり前なのか?&自分大したことないと沁みる→モチベダウン

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y努力するもの x与えられるもの(親・容姿・健康・経済力etc)

強さ①>②>③>④

 

 

ノブレスオブリージュで面白いなと思ったことのもう一つは、あるインターナショナルの友人のねた。彼は父が医者経営者・母が外交官、中高は名門ボーディングスクールというスーパーエリートで将来は政治家になってアジア人の地位向上に努めたいという。でもすげぇ人見下すし貧しい人に対して差別あるしエリート意識ビンビンって感じで、2つの相入れなさそうな価値観が共存してノブレスオブリってた。

 

ベジタリアンをやった理由

・4月のブレイクをまるまる病気で寝込んで潰してしまい、食生活改善を意識したから

一週間熱・腹痛・喉痛に苦しんだ。きっと偏った食生活が祟ったんだろう。

スーパーパワフルな病原菌と悪戦苦闘しながら、西洋人覇権形成の優位性を体感した

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 https://orangestar.hatenadiary.jp/entry/2016/01/22/073000

でもまた不思議なことにこのアメリカでの九ヶ月間一切のアレルギー(花粉・喘息・鼻炎・寒暖差・犬猫etc)が出なかった。気候があっているんやろか。気持ちの問題?

 

次はワンレン×レギンス

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その心地よい気候は肌寒いくらいの気温なのだが、女子の多くがレギンスで生活している。関西弁で言うパッチ。体のラインがでるのですごくセクシーなのだが、そんなことお構いなしって感じで皆着てる。主にイケてる女子たち・インターナショナル系は来てない印象。アメリカでも賛否あるようだ。

https://www.bbc.com/news/world-us-canada-39401960 

大学によくいる西海岸風女子たちにこのブームは来るのだろうか。来てほしい