わふわふさんのベイツ大学留学ブログ

アメリカ ベイツ大学(Bates College)留学の日々(2018年8月~2019年5月) 平澤奨学金受験生と合格生向けの記事を書きます

留学振り返り 与えられる人から与える人に ベイツ大学×平沢和重奨学金

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9ヶ月のベイツ大学留学を無事終了することができました。

そこで全体の振り返りと今後について考えたいと思います

 

〈勉強〉

パブリックスピーキングとアートを中心に学んできました。元々は経済やレトリックを中心に学ぶ予定でしたが、ガイダンスや実際の授業を受けてみて、学んでみたい事(身につけたいこと・面白そうなこと)とのズレを感じたので、パブリックスピーキングとアートを中心に学ぶことにしました。

これら2つの授業では日本(少なくとも慶応では)で学ぶことの難しいコンテンツを扱い、貴重な経験ができたと思います。パブリックスピーキングの授業で発声を学んだり、アートの授業でろくろを体験しました。学問ベースでスピーチを学んだり、アート(陶芸)を通じて日本を客観視できたことは、国際人材になるうえで大きなプラスになった思います。

 

〈人間関係〉

たくさんの人に助けられました。

たくさんの人と仲良くなりました。

はじめての留学でたくさんの人に支えてもらいました。ディーン・リース、授業の先生、友達たち。勉強や就職活動で困ったとき、周りの人たちは常に助けてくれました。特に感謝しているのはアジア人留学生のグループです。日本人・留学生がほとんど居ないベイツにおいて、価値観や経験の重なる部分が大きいアジア人グループとは他のグループよりも波長が合いました。ご飯を食べたり授業を一緒に取ったりする所からスキーや旅行に行くこともありました。また協力して行ったサンガイアジア(国際文化紹介ショー)やパドルジャンプ(真冬の湖に飛び込むイベント)は良い思い出です。正直な話、自分が彼らに与えられたもの以上のものを彼らからもらったと思います。感謝してもし切れません。

 

〈自分って何者?〉

この留学の中で向き合わざるを得なかった課題です。自分(男・日本人・慶應大学・・・) と異なる・比較できる対象が周りにたくさんいるので、自分の特殊性みたいなものを強く意識しました。また留学という機会活用の選択肢・奨学金のプレッシャー・就職への不安等々このことを考える動機づけもたくさんありました。留学中は考えたこと・思ったことをノートにまとめていて、帰国後それらを振り返ると自分の曖昧だった部分がより鮮明になっていたり、自分の価値観が逆転していたりすることがわかったので、これもいい学びだったと思います。

 

〈総評〉

与えられる人から与える人へ

9ヶ月の留学を通じて能力的にも精神的にも大きく成長できたと思います。

自分は1人でなんでも頑張ってきたんだという天狗状態からなにもできない環境に放り込まれ、自分1人の無力さを痛感することができました。周りの人に助けられることの大きさと自分が周りの人たちにしてあげられることの小ささのギャップに恥ずかしさを感じました。このギャップを少しずつでも小さく、一歩ずつ与えられる人から与える人へ、受けてきたものを周りの人たちや社会へと還元できる人間になれるよう努めていきたいと思います。

  

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