わふわふさんのベイツ大学留学ブログ

アメリカ ベイツ大学(Bates College)留学の日々(2018年8月~2019年5月) 平澤奨学金受験生と合格生向けの記事を書きます

AESOP EXPLORE THE WHITES帰還!面白かったし、色々勉強になったし、成長できたけど、もう二度と行きたくない笑 ベイツ大学×平沢和重奨学金

平沢奨学金×ベイツ大学ã­ã£ã³ãã®ã¤ã©ã¹ãããã³ãã¨åéã

三泊四日のAESOP Explore the Whitesから帰ってきました!

行くまでは色々不安でしたが、想像していた以上に面白くてとても良かったです。

ですが日本のアウトドア(笑)の感じではなくガチアウトドアだったので、色々しんどいこともあったり、、、そこで概要・楽しかったこと・辛かったことをまとめます

 

概要

 

僕が参加したのはExplore the Whites ⅡというAESOPプログラムで、ジャンルはBase Camping、レベルは3でした。

 

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White Mountain National Forestという国立自然公園?でベースキャンプをしながら、ハイキングに行くプログラム

 

日本のイメージだとハイキングか〜ポカポカ陽気に楽しそうだなぁ〜って感じだけど、そんなイメージではまったくなくて、ガチ自然すぎて驚く

 

まずそのサイズ!東京都+埼玉県とおんなじぐらいある笑

それを森と山で埋め尽くしている感じ!超広くて、かつ開発や汚染から保護されているので超自然!開発は車道くらい!

 

ハイキングコースは最低限の整備だけで、ただの踏み固められた茂みの裂け目みたいな感じ笑。それが超長くて、かつちょくちょく傾斜とか沼とかあって割りとハード。人工物は看板と橋くらいしかない。

 

キャンプ場も日本みたいに整備されていなくて、置いてあるのは机とトイレと焚き火ゾーンだけ。シャワーもベッドも水洗トイレもない。

 

そんな原始の環境の中で、新入生+上級生9(男3女6・外国3)の三泊四日のガチキャンプ ハイキングだけではなく、ご飯食べたり、ゲームをしたり、語り合ったり

 

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What Trip Should I Choose? | Orientation | Bates College

楽しかったこと

アメリカのガチ自然を体験できた

美しい山・森・湖!ロード・オブ・ザ・リングのちょい劣化くらい!笑

そのままの自然ってなかなか日本では体験できないからとても貴重な体験。それとやっぱり気候が少し違うから生態系とかが違うくて、すごく新鮮。木とか虫とか日本(アジア)とは違う.

 

 

・メンバーと仲良くなれた

相変わらず周りの会話が速すぎる&難しすぎる(CNNより速い・イディオムスラングたくさん)で置いてけぼりを食らう場面も多々あったけど、自分から話題を振ったりゲームをする場面で少しずつコミュニケーションは取れた

 

序盤は基本uncomfortable silence

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でも徐々に打ち解けて、話すように

 

ゲームが一番印象的で、トランプ・人狼・言葉当て・なんでも質問といろいろやった

 

・トランプゲーム

アメリカローカルのゲームなのではじめはまったくわからない。

しかし、説明してもらったり、やってるうちに慣れてきてできるようになったり、名前が違うだけで日本にも似たような物があるものだったりしてなんとかなった

President(中身はだいたい大富豪と一緒)ではルールを把握してから無双

翌日からPresidentはやってくれなくなったり笑

 

人狼

これもアメリカ版ではMafiaというらしくて、最初よくわからなかったけど、説明を聞いて人狼と同じかな~と。なのでルールはわかったのだけど、問題はディスカッションが円滑にできないこと!人狼独特の「あいつめっちゃ話してない?」とか「とりあえず殺しとく?」みたいなカジュアルな会話できないし、レポートに書くようなロジカルな会話もすごく長くて変に聞こえるし、でも伝えたいことはたくさんあるし。。。の葛藤に揉まれていました。

 

・言葉あて

これが一番つらかった

ランダムに表示される言葉やイディオムを説明して当ててもらうゲーム。チーム分けと時間制限があって、結構白熱するのだが、スーパーウルトラメガ難しい笑

なぜなら出てくる言葉の殆どが超内輪ネタ(アメリカネタ)だから

〜州のアイスホッケーチームは?とか〜なときに使うスラングは?とか

知らんがな

でもチーム対抗の勝負なので、ランダム表示のスロットをフル回転させて若干でもわかる言葉を見つけてカタコトの英語とジェスチャーで伝える。自分の番が回ってきたらテーブルがあー長くなるなっていう雰囲気になるのにも耐えながらやりきる。あげく彼はTransferでとても大変なんだ。みんな見守ってあげよう!とかキャンプリーダーに言われる始末。。。悔しいなぁ

 

・なんでも質問

これは寝る前に毎晩やっていた

一人当り三分間周りから何でも質問してもいい。

彼女いる?とか好きな映画は?とかから将来の夢は?とか何があなたの幸せ?とかまで様々

その中で特に印象に残ったものが2つ

 

一つ目は生まれ変われるなら何に生まれ変わりたい?という質問に人種・性・場所を含めて答えていたことだ。この質問は純アメリカ→アフガン人にされた質問だったが、そういったRacial Issueについての関心が具合が日本よりも遥かに大きいんだなと感じた

 

二つ目は、なんでもいいからあなたのControversial opinionを話してくれという質問。っこれは全員にされる質問。寝袋にくるまりながら恋バナをしていた流れから急に難しい質問が飛ぶなぁと驚いた。しかし、別に大したことないという感じで、各々自分の意見を述べていく。正当防衛と殺人についてや、ヴェジタリアンとしての生き方について、トランプを支持しないという意見など。

ちなみに自分がその質問をされたとき(ちなみに二人目だったので準備時間は3分)、正直全然思いつかなくて、苦し紛れに出たのが「日本人の食鯨文化」についてだった。なんでそれかは、思いついた数少ないControversialな意見の中で一番英語にしやすかったから。それでもすごくスロウでかつ微妙な発音ながら日本人がくじらを食べることについて自分は賛成で、それはなぜなのかについて話した。論理はゆるゆるだったし、ボキャブラリーが追いつかなかったが、メンバー全員が話聞いてくれて、個人的なプチ成功体験になった。

ここで意見をもつこととそれを受け入れることが当然に行わていることに驚いた。

変な話が周りは大学一年生で成熟していない部分はたくさんあるし、論理的思考力や知識もまだまだだが、それでもその時点で自分の意見をもっているということがすごいなと思うとともに、自分はできていないことが情けなかった

 

あと違うチームThe WhiteⅠ&Ⅲとの合同キャンプファイアーで中国人のInternationalと仲良くなった。言語・文化・人種の共通項があるととても話しやすい。英語・漢字混ぜませの会話をして盛り上がった。飯まずい・アニメいいよね・白人との距離を感じるよね。。。系の話題。

 

辛かったこと

 

・汚い

ボットン便所

10年ぶりに利用したボットン便所。

あの匂いと不潔さ、糞尿で育った虫、すべてが不快

そして水洗い場がない

ので食べ終わった食器とか全部トイレットペーパーで拭くだけ。それを4日

どうしても水洗いが必要ってなったら、水道(not clean)を使って洗って、その水を飲まなければいけない。なぜなら排水もゴミで自然を壊してしまうから

リーダーがパスタ鍋を洗って、その汚水(1リットルくらい)を飲んでたのには絶句

あと飲水がその不衛生な水道しかないので、塩素を少し入れて飲むのだけど、スーパーまずい。プールの水の味

 

 

・寒い

超寒い

日本はまだうだるような暑さの一方、こちら(アメリカ北東部)は涼しい。昼の太陽が照りつける時間は少し暑いかなくらい。

 

そのんな感じなので国立公園のなかはもはや寒い。

 

・虫

やはり森の中なので虫だらけ。日本ほどじゃないけど。

蚊の種類が少し違うかった。気持ち大きめ?

 

・飯まずい

ご飯は簡易的なもの・スナック菓子・フルーツのみ

それに全部の味があめりかん

こっちに来て一週間経ったが、オイリー系とスイート系は慣れない

ピーナッツバターを覗いて!

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・寝れない

寝床は簡易テントに寝袋なのだが、自分と地面の間には、ビニールシートとヨガマット?とうっす~い寝袋しかなくて(全部で2センチ位笑)、寝心地最悪。+虫&寒さでとても不快

 

 

そんな感じで、いいこと悪いことたくさんあって、とても楽しかったけど、もういいかなっていう感じ

 

 

過去の平沢スカラーの先輩方がみんなレベル1・2だったので、ちょっと頑張ってみようかなのレベル3チョイスに後悔はなし!

レベル1・2でも辛いと聞いていたけど、レベル3の正直な感想はちょいつらくらい。

アクティビティ強度はそんなに高くないし来年以降のスカラーはレベル4・5にチャレンジしてみるのもいいかも!

ぶっちゃけ富士山・屋久島・体育会のほうが辛かったなぁ。

辛くはないけど、とても心地よくないがAESOPの感想

 

明日はTalentShow!

 

See you later