平沢奨学金 ベイツ大学留学への道 準備編2 Garnet Gateway・VISAについて 平沢奨学金×ベイツ大学シリーズ
平沢奨学金 ベイツ大学留学への道 準備編2 Garnet Gateway・VISAについて 平沢奨学金×ベイツ大学シリーズ
前回のCommon Application(入学手続き)に引き続き、Garnet Gateway(新入生手続き)
とアメリカビザについてお伝えします
Garnet Gatewayとは
Garnet Gatewayとはベイツ大学での生活全般に関わる情報を閲覧・編集したりするために個人に割り当てられるサイト(慶應で言うkeio.jp的な)。
入学準備の段階では、基本情報(親・健康情報etc.)、授業のシラバス閲覧や新入生キャンプの登録を行います。
入学前の段階でやることは
・ログインに必要な情報を手に入れる
・基礎・健康情報の入力
・AESOP
・シラバスの閲覧
・寮の希望アンケート
ですね。
①ログイン情報を手に入れる
これが一番大変笑笑。先輩方も苦労したそう。
ログイン情報とはベイツ大学の新入生に割り当てられるGarnet GatewayのIDとPINコードのこと。
普通は合格通知と一緒にくるはず?なんだけど、歴代平沢ベイツ生の多くはそのプロセスでもらえない笑。選考・合格が特殊だからか、学事が適当だからか、待っているだけはもらえない。なのでやることは
IDくれくれメールを色んな人に送る
に尽きる笑。Common Applicatiopn関連やベイツのHPから手に入る留学生担当やネット担当、直接連絡を取っていた人に片っ端から教えてメールを送った。
なぜこれをしなければならないかというと
・新入生に必要な情報はこのサイトから閲覧するしかない
・期限付きの提出物(予防接種・寮の申請・AESOP申請等)に間に合わなくなる
・5〜6月は長期休み期間で、職員の方も休暇やオフモードでメールを見ないことが多い
と言った理由からだ。
僕の場合は先々にメールを送った結果、6月の前半に担当の人と連絡が取れて、教えてもらうことができた。
(先輩方の失敗談を聞くと、もらえないから国際電話をかけた・8月までもらえなくて情報なかった・希望のAESOP取れなかった等あるので、なるはやでとりかかろう)
②基礎・健康情報の入力
基礎情報は緊急連絡先や自己紹介系について。簡単。
健康情報がめんどくさい。予防接種や病歴の提出が求められる。
特にこれ↓が大変。
1. Measles, Mumps and Rubella with two doses of MMR administered after the first birthday OR positive immune titer results for Measles, Mumps and Rubella.
2. Tetanus/Diphtheria/ and Pertussis with at least one dose of Tdap or DTP administered within 10v years prior to enrollment. (Please note: Many students likely also completed a primary 3 shot series as a child)
RECOMMENDED IMMUNIZATIONS PRIOR TO MATRICULATION
1. Meningococcal Vaccine (Menactra or Menveo)
2. Varicella Vaccine (Varivax or MMRV combo vaccine)
3. Hepatitis A Vaccine
4. Hepatitis B Vaccine
5. Annual Influenza Vaccine
絶対いる
①はしか・風疹・百日咳の予防接種・免疫
②破傷風ジフテリア百日咳混合ワクチン(T-dap)を十年以内に
強くすすめる
①髄膜炎
②水痘
③A型肝炎
④B型肝炎
⑤インフルエンザ
どんだけワクチン打たなあかんねん!
日本で小さい頃に絶対うたなければならないものは絶対いるの①のみなので、②は必ず追加で必要&強くすすめる5つを追加でって感じ。
加えて英文の証明が必要になる。
金と時間が吹き飛びます。
参考に僕はこの病院を利用しました。
内容は麻疹が予防接種ではなく罹患→免疫だったので免疫確認の採血とT-dapのみ。強くすすめる5つは取りませんでした。これら+診断書で4−5万くらい。
③AESOP申込み
これは楽しい!
AESOPとは、新入生懇親キャンプのこと。3泊4日で様々な自然アクティビティに取り組み、自然を学び、友達を作ることが目的!アクティビティとしてはキャンプ・登山・カヌー・ヨット・自転車とか20-30種類が選べる!アメリカの大自然(ガチ・ロード・オブ・ザ・リングの世界)でガチキャンプ。レベルが1-5まであって自分のレベルに合わせてアプライできる。ちなみに歴代先輩はレベル1・2あたりにしたけど、めっちゃ大変やったらしい。僕はレベル3に挑戦(歴代最難関?)!また感想も載せます。
このAESOPの希望を提出する。第5希望まで書いて提出。他に、絶対やりたくないアクティビティや、得意なこと・配慮してほしいこと(アレルギーとか?)を書く欄がある。
また申し込んだらAESOP代として300ドルを支払わなければならない。
クレジットカードでかんたん決済できる。
ビザについて
約9ヶ月間の留学になるのでビザを所得しなければなりません。
ビザもいろいろ種類がある中で、学生留学用のF-1ビザと言うものを所得します。
F-1ビザ申請の詳細は以下を見てください
要所は4つ
・I-20所得
これが最優先事項。
ベイツ大学の留学生担当の方と連絡を取ってI-20を郵送してもらわなければならない。
自分のときは留学手続きを担当してくれていた人からメアドをもらって連絡した。
I-20欲しいんだ!メール→じゃあこのフォーム埋めて→じゃあ発送するよ!の流れ
手続きは簡単ちゃあ簡単だけどアメリカから郵送で取り寄せるから時間もかかるし、I-20作成の時間もあるから早め早めに動く!そしてこれがないとビザ手続きが進まない。
・DS-160埋める
めちゃくちゃ埋めるのに時間がかかる&準備しなきゃわからない情報(I-20・顔写真とか)もある
・ SEVISと面接費用払う(5万くらい)
F-1ビザは普通のビザにかかる費用(面接費用)に加えて費用がかかる。忘れないように。
・面接
上3つを完了したら面接予約ができる。自分のときは完了して一ヶ月先からしか予約の空きがなかった。これも早め早めに。面接はちょろい。基本情報を英語で答えるだけ。注意が当日の持ち物!持っていかなきゃならないものと持っていったらあかんものがあるからチェック!
寮について
寮は絶対にcommons (食堂)からの距離で選ぶべき!commmonsが学校の中心なので、commmonsから遠い≒学校アクティビティにアクセスしにくいを意味します。
commmonsから遠い寮house系はできるだけ避けましょう。雪の日とか最悪です。
おすすめは
Kalperis Hall | Residence Life & Health Education | Bates College
Chu Hall | Residence Life & Health Education | Bates College
Parker Hall | Residence Life & Health Education | Bates College
Smith Hall | Residence Life & Health Education | Bates College
住居応募のときにここに住みたいって希望を書き込むといいかもしれません
お金について
準備全部でかかった金額は大体40万円くらいです
・ビザ関連 5万
・航空費(片道) 12万
・新入生キャンプ(AESOP) 3万
・予防接種&診断書 5万
・諸費用(海外宅急便・推薦状菓子折り・書類発行費用) 1万
・保険 12万
全額給付とは言え30万円前後の出費は確実に覚悟しないといけない感じです
航空券は早めに取るに限ります。なのでOrientationの日程を確認したらそこから逆算してチケットを取りましょう!
保険は完全オプションです。僕は慶應の交換留学生が加入する割安保険に交渉して加入しました。他大ではどうかわかりませんが慶應はいけます。また平沢奨学金×ベイツ大学に一応保険はついていますが、念のため付けました。
脱線
平沢奨学金は縦のつながりがとても強いので、とても頼りになります。
僕は特に先代直近三人にいろいろ助けてもらいました。
特に
・勉強
・準備
・現地での生活
は多くの留学に共通する部分と平沢ベイツ留学独特のものがあるので、調べまくるしかないです。
また平沢ベイツ留学の隠れた利点として歴史と人脈があります。
ベイツ大学で約40年間毎年1名の留学生を送っていることや、ベイツ大学に平沢一重氏を讃えたコーナーが有ること、留学生(アジア人・日本人)が少ないことから平沢奨学生には一定の地位?と知名度があります。
そしてたった一年の留学ですが、先輩方が友人・先生方と関係を築いており、その関係を紹介してくれるので、スタートダッシュが切りやすいです。